今日は父の月命日。昨日はお墓の改修が終わったとの連絡も入り、お彼岸には綺麗になったお墓をお参りすることになる。この3カ月母は仕事以外、あまり外に出なかったが、今日はお友達と出かけている。少しずつ父のいない新しい日常が始まってきたことを感じる。
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2022年5月27日(金) 続き
主治医の先生から呼ばれ、面談室に入る。早速血液検査の結果から説明があった。
当時の自分のメモを見ると以下のことが書かれている。
・WBC(白血球)最初の入院時60000→1300(基準値以下)に減少。ビダーザが効いている。抵抗力が無い状態なので感染症に注意。
・Hb(ヘモグロビン)白血球の減少により体内で生成される量が少ない。元々数値が低かったが大幅に減少している。貧血を起こしやすくなる。このあと輸血決定。
・PLT(血小板)体内で生成される量が少ない。基準値より減少。出血が止まらなくなるため、ケガに注意。頭をぶつけるなどして脳内で出血がおきてしまうと危険。かさぶたができにくい、アザができる。次回に輸血が必要になるかも。
数値は想定の範囲内とのことで、これからそれぞれの数値が回復し悪性の白血球が増えなければ、6月の2週目あたりから2クール目の入院とのことだった。赤血球や血小板の数値が低いことが気にはなるが、これから治療の効果が出ていることは確かなので、あとは回復するのを待つことになる。口内炎が出来たり、アザが出来たりしていたので診てもらったが、これは血液に状況によるものだろうとのこと。目の霞についても聞いてみたが、こちらは病気とはあまり関係がなさそうとのこと。次回の入院時に眼科の先生に検診してもらうことをお願いして、診察は終了した。
このあと輸血開始の時間まで1時間ほどある。カフェに行ってお茶しながら待つ?との母の提案にうなづく父。私も出社時間を遅らせて一緒に行くことにした。
3人でこうやって外でお茶をするなんて何年ぶりだろう?と考えながらコーヒーとを飲みながら、好物のバームクーヘンを食べていた。ここのところ食欲のない父もバームクーヘンを食べながらコーヒーを飲んでいた。すると「たまにはこういうところでコーヒーを飲むのもいいなぁ。今度近くの喫茶店に行ってみるかな。近所の公園の藤棚の下でのんびりするのも気持ちよさそうだな。」と普段は外に出たがらない父の口から意外な言葉が出たのである。治療が良い方向に行っているという数値が示されたことで気持ちが少し前向きになったのだろうか。この言葉を聞いて私は少し嬉しい気分になった。
時間までゆっくりしたあと、輸血をする部屋へ向かう。部屋の中のベッドに父を寝かせ「じゃあね、頑張って!」と声をかけて、後のことは母に託して私は急いで病院を後にして仕事へと向かった。